光庭のある平屋住宅

64坪の分譲地の特徴を活かした平屋のモダンな住まい

64坪の敷地を有効に使い、密集地に心地良く住むための工夫をほどこしたモダンな平屋住宅です。
建物の中心にはシンボルツリーが植えられた「光庭」があり、暮らしの中に光と風、雨や季節感をもたらし、自然の豊かさを演出してくれます。
無駄を省いた29坪の室内空間は、高い天井のLDK空間や十分な収納を備えています。景観に配慮したデザインの外観は、建物一体型のカーポートや外物置が付帯し、利便性にも配慮した計画です。
また、窓周りを断熱性能の高いトリプルガラスのサッシを採用するなど、温熱環境も優れた住宅になっています。

場  所 栃木県佐野市堀米町
用  途 専用住宅
時  期 2016年8月~2017年8月
工  法 木造在来軸組み工法
規  模 平屋建て
敷地面積 221.00㎡
面  積 110.44㎡(住宅:97.40㎡ 車庫:13.04㎡)
工事請負 坂下工務店(佐野市中町)

■ 配置計画

65坪の南北に長い長方形の敷地を最大限利用するために、西側道路に対しては建物本体で区切るデザインです。
フェンスやブロック塀などで区切るのではなく、建物と道路との隙間を利用し植栽を施した景観を形成しています。

■ 住まいの1/2が一室空間

29坪のうち、15坪がLDK+個室の一室空間として豊かな暮らしができる住まいです。
家族の日常はこの大きな空間で過ごすことになります。
また、仲間達との集いにも十分活用できる広々とした空間になっています。

■ 光庭が生活の豊かさを演出

南北に長い敷地を選んだため、中心に庭(光庭)を設置し、光と風を(リビング・寝室)に取り込む装置をデザインしました。

この窓からは、季節の移ろい、時間の移ろい、天気の移ろい、様々な様子を楽しむことができます。

■ 高天井と将来を見据えた計画

南側敷地は将来的に住宅が建ち並ぶ可能性も示唆されたため、平屋を活かした天井を高く取り、陽の光を存分に取り込むように伸びやかにデザインしています。
高天井となった部分の高窓から光と風を取り込みます。

■ 動線計画

LDKが一室空間なので、キッチン周りを綺麗に保つための工夫は大切です。
玄関からの作業動線(収納、家事等)を確保することで、色々なモノが片付きます。
靴を履いたまま、キッチン脇の冷蔵庫まで買い物した荷物が運び込めるなど、とても便利です。

■ リビングと個室

LDKは約20帖、隣の個室の引戸をあけ放つと約30帖の大きな空間が一室空間として現れます。
子供が小さいときはキッズコーナーとして、いずれ個室としても機能します。
TVなどのコンセントは床から配線してあります、北側にも移動できるように設計してあり、住まい方を限定しません。

天井までの6枚の引戸で区切られています。
将来的に個室を2つの部屋に区切ることも可能です。

■ 寝室と光

光庭により、寝室にも柔らかい光が降り注ぎます。南北通風にも配慮した窓の計画がされています。
プライバシーも確保されており、安らぎを得られる寝室空間です。

■ スタイリッシュな一体型カーポート

北側には建物一体型カーポートを設置しました。
4本の柱の中心には、ダウンライトを仕込み、陰影が美しくスタイリッシュな印象です。

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