Tree Re-hair

第2回
佐野市水と緑と
万葉のまち景観賞
受賞作品

夕闇に映える行灯のような店舗
第一種低層住居専用地域に建つ、店舗(美容室)併用住宅です。
建築基準法上、建築可能な店舗面積(50m2まで)を最大限とりこみ、立地の景観と佇まい、内外空間の連続性を工夫し広がりを持たせた建築です。

場  所 栃木県佐野市田沼町
用  途 美容室併用住宅
時  期 2011年12月~2013年4月
工  法 木造在来軸組み工法
規  模 平屋建て
敷地面積 746.92㎡
面  積 134.43㎡
工事請負 ㈲須藤工務店(佐野市白岩町)

【ファザード計画】 美容室の顔となる西面は、お店の印象を決めるとても重要な部分です。

シンボル的に高さ方向をデザインし、水平性を強調する「壁」や、店舗の名前でもありシンボルツリーでもある「Tree」を建築物と一緒に計画してデザインしてあります。

【夜は建物が広告塔】 夕闇に映える「行燈」をデザインいたしました。
店内からもれる光が壁面や軒裏を柔らかく照らし、闇に浮かぶファザードを際立たせます。
昼間の表情と夜の表情が変わることで、深みのあるデザインになりました。

【デッキとコンクリート壁】 20坪の木製デッキと宙に浮かぶRC壁をつかい、囲まれた外部空間をデザインしました。
このデッキ空間をデザインしたことにより室内と外部が緩やかにつながり、店内を広々と演出する効果があります。
また、このデッキ空間はクライアントが年に一回開く「おもてなしBBQ会」にも利用されます。

【広がる内外空間と機能的なコンクリート壁】 南面開口部が室内の狭さを解消する役目になると同時に、室内からは日常の風景を消す為に、外部からは室内の様子を緩やかに遮るようにコンクリートの壁が機能的にデザインされています。
将来的には、このコンクリート壁をはさんで大きな樹木が育ち「林」のような風景になることを想定しデザインしました。

【空と借景】 北側隣地の植栽は程よく手入れをされた植栽が伺えます。お客様は空を楽しみ南側の借景をも楽しむことができます。ここでも広がりを感じることが出来ます。

【白とブラウンの居住空間】 白を基調とした空間に、建具・家具・カーテンなどをブラウンに統一することでスッキリとデザインしました。
複数の要素をシンプルにカラーコーディネートすることで、まとまりある居住空間になりました。

【フレキシブルな空間】コストの関係から住宅部分は25坪のコンパクトな住まいになっております。
将来的に家族が増えたときや手狭に感じた時のことを考え、東に伸ばす増築計画にも配慮して計画してあります。 また、写真の天井までの家具は位置が変更でき、部屋のサイズを自由に変更が出来ます。
お子様の成長と共に、主寝室と子供部屋のサイズが変更できる工夫がされております。

関連動画

  • Tree Re-hair BBQ
    Tree Re-hair BBQパーティーの様子です。